波乱の年明け2024年は…

新年早々の能登半島地震災害、2日の羽田空港航空機事故と大波乱2024年の年明けとなりました。 山荘は地震の震源地から直線距離で110Km程度(金沢市と同距離)に位置しており震度5強?程度に揺れましたがお陰様で被害は皆無で助かりました。 山荘より震源地に若干近い赤倉GHでは鉄筋コンクリート造りにも拘わらず、揺れがより強く一階玄関ロビーの大きなガラスの破損/一部水道管の破損による水漏れ/通路天井の剥がれ/一部居室では食器戸棚・家電製品の転倒による食器破損等の被害が惹起されましたが、報道されている震源地周辺の被害に比べれば安堵すべきと思わざるを得ません。地震発生から一ヶ月経過しましたが未だ多くの被災者が避難を強いられており、政府が事あるごとに唱えていた「国土強靭化」の実行がまともに成されていない事が周知の事実と判明してしまいました。被災者にはお見舞いを申し上げると共に、被災地の一日も早い居住環境回復を願うものです。

山荘も大晦日には久しぶりにご宿泊のお客様と年越しイベントを開催いたしましたが、そのお客様がチェックアウトされた当日夕刻前の地震騒ぎ、1日以降のお客様は地震の影響でキャンセルが相次ぎ現在に至ります。スキー場もインバウンドのお客様は多数ご来訪ですが、国内のお客様の姿は2020年以前の状況に戻らない感があります。かく言う私も今シーズン一度も滑っておりません…。このようにスキー場にネガティブな情報が蔓延している当地周辺のスキー場に、とてつもない明るい話題?が飛び込みました。斑尾高原スキー場/野尻湖/妙高杉ノ原スキー場を核とした地域に2000億円投資しようとするシンガポールの政府系ファンドPCG(ペイシャス キャピタル グループ CEO Ken Chan氏)の出現です。当該ファンドは既に斑尾高原スキー場/妙高杉ノ原スキー場の買収は完了しており、今後その地に高級リゾートホテルを建築し当地周辺を世界に名だたる一大スキーリゾート地にする壮大な計画のようです。当方が存命中にそれを見る事は出来ないかも知れませんが、観光に県境は関係なしのコンセプトによる大規模開発計画、その中間点になる野尻湖、期待だけは膨らみます。現在懸案となっている山荘の事業継承者探しにもプラスになる事を願って止みません。

今後の山荘周辺行事予定

2/18 妙高高原ビジターセンター主催(池の平いもり池)
    妙高山麓スノーシュートレッキング
3/2 妙高高原ビジターセンター主催
    赤倉山南麓巨木の森スノーシュートレッキング
3/3 妙高高原ビジターセンター主催
    妙高山麓スノーシュートレッキング
3/9 第70回レルヒ記念黒姫小中学生スキー技術選手権
3/10 第70回レルヒ記念スキーヤーズカップ
    黒姫スノーパーク
3/17 妙高高原ビジターセンター主催
    妙高山麓スノーシュートレッキング

※参加には事前の申し込みが必要です
※妙高ビジターセンター主催のイベントについては何れも
レンタル用品が準備されております。

第42回 奥信濃FCについて

山荘開業の4年後、昭和58年(1983年)に開始した奥信濃FC今年で42年目となります。一昔前のピーク時にはサラリーマン時代の人脈を利用させていただき贈答品として多大の売上があった時もあり、大変に懐かしい思い出です。今は山荘をご利用いただいたお客様をメインに毎年100名様を限度に運営いたしております。ここ3年程はコロナ禍による巣籠需要によるご注文増で、本業(宿泊業)売上減少の補完とさせていただいております。昨年は天候不順による収穫不能の果物(サクランボ・ラフランス)が出てしまい残念でした。また、人気商品燻製ナッツ(輸入品のカシューナッツ)については円安の影響で仕入価格が30%以上の値上がりに困惑した記憶もあります。自家消費用としてのオランチェ100円野菜/茸10種類のお届けも人気商品ですが販売所での取り扱い数が減少傾向(100円を超える商品が増加中)で今年度の取り扱いについて変更を含め検討しております。素人の私が始めた燻製造りもお陰様で大好評を博し毎月休む事なく燻製作りに励んでおります、雪解けを待ち燻製に必要な燻煙材山桜の収集/乾燥が喫緊の課題となっております。今年も奥信濃FCは皆様のご期待に応えられる農産品宅配事業としてご案内いたしますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

今年の百名山登山は・・・?

私の百名山登山は50座で停滞丸4年、すっかり登山から遠ざかってしまいました。 昨年9月には復活した北海道旅行で黒岳(大雪山)の紅葉に立ち寄りましたが山頂登山は行わず、ロープウェイでの往復と恥ずかしい限り。後期高齢者の私ですが、まだ体力の衰えは感じず今年も5月以降をラストチャンスとします。足腰の鍛錬としての?朝のPチャリ散歩を雪解け次第再開させ、そして私の登山活動の原点斑尾山をトレーニング会場として登山再開に努めたいと考えております。百名山現在の願望は昨年と変わらず、斜里岳/羊蹄山/岩手山/白山/大峰山の五座が目標ですが果たして…???

[編集後記]

◎山荘通信98号をお届けます。100号までにあと2号となりました、創刊号は1995年11月、今年中に100号となるか29年も要してしまいました。

◎今年も異常気象継続中の野尻湖畔です、今年マイナス10度超の朝はまで一度だけ、立春も過ぎ今年はこのまま春ですか?山荘周辺の積雪量も1mに達せず昨年以上に少ない積雪量です、お陰様で除雪からは大幅に解放されております。

◎昨年9月の北海道旅行から帰宅後、胃炎(飲酒で治る不思議)症状が惹起、投薬治療で完治せず12月25日に胃カメラ検査のプレゼント、結果はピロリ菌による胃炎との診断、年末年始は執行猶予を貰い年明けの1月9日から一週間の抗生物質の除菌治療、その期間人生初めて長期禁酒を体験、投薬治療は終了し除菌可否の検査は今月20日、今は飲酒復活しましたが20日の除菌判定はどうなるか「俎板の鯉」の心境、いや鯛かな?

◎一度は体験したいと願っている、蔵王樹氷原を一度だけ滑るスキー、今年も先月30日に樹氷も見事に仕上がった情報、しかしインバウンド客の殺到でゴンドラ待ちが2時間以上もあるとか。2月10日からは春節休みで中国人の殺到も予想され困惑中、樹氷の見頃は2月一杯、数年前は悪天候で♨旅行になってしまった経緯もありその二の舞だけは避けたいもの。[輝]