コロナ禍の山荘から現状報告

前号の山荘通信でお知らせしましたコロナ禍に於ける山荘の状況について、それ以降の状況をお知らせいたします。
11月に入りコロナ禍第3波が猛威を振るい始めました。長野県も急激に感染者が増加、6/14は78名でしたが11/27には654名に拡大、信濃町でもとうとう5名の感染者(いずれも町外での感染)が発生してしまいました。人の動きがあれば感染拡大は当たり前の理論通りの結果となりました。お隣台湾では感染拡大を完全に封じ込めに成功と伝えられており、台湾に見習うべき事が多々あるのではと感じております。そう述べる当方も、10月には「GO TOトラベル」の恩恵を受けて北海道を旅(主目的は後述している当方の樹木葬で植樹する蝦夷桜苗木購入)しました、ただ7月末新潟市で利用の宿泊ホテル宿泊代金一部GOTO還付請求を8/17に行うも未だ無しの礫になっている案件もあります。いずれにしろ、済んだ事について様々述べても何の解決にはならず、現状と今後の対策が重要と感じます。山荘へのお客様はこの3月以降6月まで完全に途絶え、7月からは若干ですが戻りつつありますが、ご利用者数で言えば例年の3割強程度です。しかし「捨てる神あれば拾う神あり」の諺どおり今年は、皆様の巣籠状況のお陰で?奥信濃ファミリークラブへ(FC)の関心・ご注文が増加し山荘経営の三本柱の二本(FCと工房)に支えられこれまで過ごしております。山荘は旅行代理店経由の予約はNGとなっておりGOTOトラベルでのご利用者は皆無です、しかし長野県独自の支援制度「小さなお宿支援事業」の適用を7月から来年2月迄受けておりますが、ご利用者の居住地が、北海道・東京・神奈川・大阪が除外されており、現状を考えるとその効果は…? 今年は大雪になる旨の長期予報が発出され、例年ですとスキー場関係者は笑顔になるのてすが今年は大いに異なります。各々のスキー場もスキーシーズンの準備に今年はコロナ対策が大きな問題が重なりその対策に大わらわの状況。スキー場で万一感染者が出た場合のスキー場閉鎖問題、更に密を回避の為、ゴンドラリフトの乗車定員削減問題、それによるリフト等に乗車する為の行列長蛇問題、昼食時の食堂・レストランでの対策等々、未経験の様々な事象に手探りで取り組んでいるようです。また、最近のスキー場はインバウンド客が多く利用しており、インバウンド客に頼るスキー場が多々ありましたが今季はインバウンド客の訪日は皆無と思われ、国内の利用者がどの位戻ってくれるのか予想が立たない状況を一番の問題と捉えているようです。赤倉ではオーストラリア人が経営する宿は開業出来ない状況とか、この状況は県内野沢温泉・白馬でも同じような事になっているようです。山荘は今季スキーシーズンには、上記記載の除外地域以外のお客様には県と町から一泊につき5000円(連続は3泊迄)の補助金が支給さる予定となっております、スキーを楽しんでいる間(スキー運動中)は決してコロナに感染する事はありません、どうぞスキーから離れていた皆様、今季多分ガラガラ状態のスキー場への復帰をなさいませんか?ご来訪をお待ちしております。

前号で若干触れた山荘の事業継承問題、ゼロに戻ってはおりませんが1年を目途に計画を中断しております。コロナ禍の収束が見えれば必ず復活させたいと考えております。当方も平均健康寿命を過ぎ、来年は73歳となりますその誕生日頃には新たな方向性を皆様にお知らせ出来るように最大限の努力をいたします。

奥信濃ファミリークラブについて

左記に記したとおり、今年の奥信濃FCお申込人数は108名と例年と変わりませんが、申込件数・金額が大幅に増加しております。コロナ禍の影響で皆様の巣籠状態からの反動が影響し、ネット通販が拡大したとの報道が多々ありましたがその裏付けとなったとの思いです、お申込いただいた皆様には多大の感謝を申し上げます。今月12月にはお届品が目白押し、皆様のご期待に応えるべく最大限の努力をいたします。

樹木葬用「蝦夷桜」植樹!

左記にも記しましたが、この10月北海道帯広の知人に依頼した蝦夷桜の苗木取得を主目的にGOTOトラベルを活用し再度北海道にドライブしました。行程は何時もどおり新潟港からフェリーで苫小牧に上陸、宿泊地は札幌は外し小樽・襟裳岬・帯広の3泊、船中泊2泊の5泊6日の短期の旅。帯広では知人に紹介された造園業者から全長210㎝の根回しされた蝦夷桜苗木を購入し、車の屋根に設置したスキー用ルーフボックスに収納、一路野尻湖まで苗木には長旅でした。樹木葬用として蝦夷桜をチョイスした理由は①本土の桜に比べると濃いピンク色の花が咲く②帯広の寒さ暑さに耐えた苗木は当方の樹木葬として定めた地にも容易に根付く直感の二つです。購入時には真っ赤に色付いていた葉は道中で半分程落葉してしまいましたが無事野尻湖に到着。いきなり、樹木葬の地に植樹する事も検討しましたが、無事当地に根付くまでは当方の目の届く範囲に植樹するべきと考え、帰宅の翌日10/19取り敢えず山荘前の駐車場として借地している場所に植樹しました。そして無事当地に根付き、花が咲くことを念じ手入れを怠らぬよう面倒見るつもりです、そして濃いピンクの花を見るまでは「お迎え?」はご遠慮願い、来年4月には1輪でも花咲く事を最大の願望としております。

[編集後記]

◎山荘通信91号をお届けます。コロナ禍による不自由な生活が続いておりますが皆様如何お過ごしですか? 信濃町も9月に初の感染者11月に入り4名の感染者が発生しましたがいずれも町外での感染と判断され何時も通りの生活となっておりますが、外出時のマスク着用がマストとなりました。

◎7月のホテル利用時にはGOTOトラベルの地域クーポン給付は間に合いませんでしたが、北海道旅行では活用しました。帯広のホテルでは電子クーポン券の給付でしたがその地では電子クーポン利用可の店舗がほとんどない状況で宿泊日の15時から翌日の時間では利用出来ず未使用、紙クーポンであれば利用出来たのに、行政の準備不足なのかあるいは…変な勘繰りをしてしまいました。

◎今、若者の間ではサウナが大きなブームになっているようで、サウナ道ならぬ「サ道」が存在し、TVでもサウナ番組が放映されているとか。我々団塊世代ではサウナと言えば飲み過ごし帰宅不能になった時の仮眠場所のイメージが強いのですが、今時は「健康モード」としてのサウナです。山荘近隣の宿ではログハウスのフィンランド風サウナを2棟設置、都会からそのサウナ目当てのお客様が多数ご来訪とか、山荘もその宿が満室の場合お客様にご宿泊いただく事もありウィンウィンの状況です。当方も10年以上、ほぼ毎日利用の赤倉♨では必ず電気式サウナを利用しておりその効果は実証済、難点はサウナ後のビールの旨さ…、しかし昨日の定期健診血液検査の結果何ら異常無しとのご託宣、健康面では安堵しております。[輝]