年末年始の大雪!コロナ禍第6波!多重苦に見舞われる野尻湖畔から・・・

昨年11月末頃には思いもしない出来事が日本全国各地で惹起されております。先ずはコロナ禍、新型オミクロン株の全国へのまん延。 当地信濃町は昨年末までは発症者18名に留まっていたものの、年が明け1月に入り一気に15名の感染者が発生し通算33名が感染(1/27現在)、信濃町も1/27から「まん延防止等重点措置」が発令されてしまいました。 また、昨年来の信じられない大雪は当地に住んで43年の当方にとっても初体験の出来事(NHK全国ニュースで信濃町一日積雪量が全国第2位との報道も有ったとか)、山荘の除雪機用燃料は既に80ℓ消費してしまい、今季100ℓ超は確実の状況です。山荘宿泊棟大屋根からの落雪は1月半ばに既に地面と繋がってしまい、数年逃れられていた屋根の重い雪下ろしを1/25に実施せざるを得ませんでした。このような雪との戦いも、スキーでご来訪のお客様あれば励みにもなるのですが、コロナ禍の今は・・・。 賀状にも記しましたとおり、現在当方の喫緊の課題として山荘の終活問題が有ります。 昨年10月頃には土地/建物一括購入希望者が出現、売買契約を交わす直前までに至りましたが、売却後の譲渡所得税/住民税の課税(売却価格の20数%課税)問題が惹起され、その内容に当方が納得出来ず白紙に戻しました。山荘の終活については、一括売却のハードランディングでは無く、田舎暮らしに憧れを持つリモートワークも可能なこの地でITを得意とする若手後継者を見出し、時間をかけて事業継承するソフトランディングを目指す事と方針変更いたしました。

コロナ禍もとうとう3年目となってしまいました、野外スポーツは感染リスクが低いと言われているものの、今季もスキー場来訪者増は見込めておりません、かく言う私も雪片付けに疲れ果て未だ一度のスキーも楽しんでおりません。一日も早い「まん延防止重点措置」が解消され友人とスキーを楽しみ温泉を満喫そしてアルコールを含めて楽しい会食が出来る時期が戻って来る事を願うばかりです。

山荘経営もコロナ禍が終息されるまで元の姿(観光のお客様来訪)に戻る事はありません。今年も当面は奥信濃FCと工房の二本柱で凌ぐ所存です、昨年夏にはリモートワークを兼ねた長期滞在のお客様のご利用が多々ありました、通年を通じてリモートワークのお客様のご利用が増えることを願って止みません、皆様にも一層のご協力をお願いいたします。

今後の山荘周辺行事予定は全て中止

昨年11月には2022年こそと様々なスキーに関するイベントが計画されておりましたが、「まん延防止重点措置」の発令によるコロナ禍の影響で全て中止となりました。冬期間、スノーシューやクロカンスキーを利用し雪原で野鳥/動物の自然観察会を何度も開催していた池の平いもり池の環境庁ビジターセンターは、老朽化した建物を壊し、昨年新築オープンを行ったもののコロナ禍の影響で冬期間の行事は2/20まで全てキャンセルと、民間業者ではとても真似の出来ない事を発表しました。現在、家に籠る人が多々居ります、そのような人々の肉体的精神的リフレッシュさせるには密にならない野外での活動を推進する事こそが望まれると思うのは私だけなのでしょうか、税金を多々投入している事業には是非民間の感覚を取り入れて欲しいものです。

第40回今年の奥信濃FCについて

昨年は昭和58年この事業開始以来最大の売上額を記録しました、コロナ禍の様々な影響下で唯一のポジティブなニュースとなりました。お買い上げにご協力いただいた会員の皆様には心からの御礼を申し上げます。昨年は、4月の度重なる遅霜による凍傷被害が多発、サクランボのお届けが全滅となり、その他果樹にも多大の被害が起きてしまい多くの皆様にご迷惑をおかけした事をお詫び申し上げます。農作物については天候不順が最大の敵です、昨年末からの異常な大雪、トンガ火山噴火等々今年も異常気象を齎す要因が多々惹起されており大変に気になるところですが、今年こそ是非平年並みの天気となる事を願っております。現在具体的検討しているのは、年間お届回数が最多の「生蕎麦」を通年お届けに拡大、燻製品の品目の増加、お届け野菜果物の見直し等を検討いたしております。3月半ば頃には新たなご案内をお手元にお届けいたします今年度も是非ご検討いただきお申込いただけますようお願い申し上げます。

今年は百名山登山出来るか?

私の百名山登山は50座で停滞中、昨年は斑尾山登山のみとすっかり登山から遠ざかってしまいました。この4月には後期高齢者まで1年と念願の北海道斜里岳登山が出来るか否かのチキンレースとなりそう、それまで足腰の鍛錬が継続出来るかが最大の不安要素、全てコロナ次第、コロナ終息を願って止みません。

[編集後記]

◎山荘通信94号をお届けます。昨年11月発行予定の94号でしたが、当方の怠慢?で今年になりましたお詫びします。今年は年間3回発行に努力いたします。

◎今冬皆様のお住まいの地は如何ですか、当地は前述のとおり、過去に経験無い程の大雪に見舞われている野尻湖畔です、当方の樹木葬用に仮の場所として山荘前に一時的に植樹した高さ3m弱の蝦夷桜の苗木、今年は花を咲かせるよう昨年秋に肥料を多々与えたもののこの大雪ですっかり雪の中、最低気温も既に-15度を2度程経験、苗木の故郷北海道と同じ環境で今春には花が咲くことを願うもの。この気候、想定外に宿泊棟の温水管の凍結まで起きてしまい当惑しました(今は自然解凍)。

◎コロナ禍、様々な会合がキャンセルされた影響か、年末の奥様からの突然の喪中通知で先輩とのお別れをしてしまった方が多数で寂しい限り、先輩諸氏のご冥福を祈ります。

◎スキー場はいずれも閑古鳥状態、例年であれば平日小学生等のスキー教室で賑わうゲレンデも、全てが学校長の判断?でキャンセルになっているとか、これって教育委員会の責任逃れ?

◎厳寒の時期ですが、山荘周辺野鳥の活動は活発です山荘玄関前の給餌場には当方の提供する「鬼胡桃酒」漬け込み後の胡桃を求めてシジュウカラやヤマガラが殺到中、この姿を見ると春近しと思う事もあるのですが…。天気に拘らず給餌すると直ぐに飛んで来る姿には何処かで監視しているのと疑う程、世の中訳の判らない事が多々あります。昨年秋には「鬼胡桃酒」を合計10ℓ程仕込んでおり残胡桃は豊富、今年は何時まで(通年)給餌場に飛んで来るかに関心があります。

◎今年に入り燃料の値上がりが顕著になり政府は卸売りに3.4円の補助金で済ませているが、今こそ東北大震災で凍結しているトリガー条項を再度法律変えて適用(約25円値下)すべきと考えます、マスコミも何故騒がないか摩訶不思議。