POST-コロナ禍 は 山荘の終活?・・・

丸3年に及ぶコロナ禍第8波も、最近は毎日の新規感染者数の減少が続き収束の兆しが来ているのではないでしようか。
巷では行動制限が解除され、水際対策の緩和と皆様の生活も少しずつコロナ禍前の状態に戻りつつあります。山荘周辺のスキー場には3年振りにインバウンド観光の姿が復活しております。しかし、日本人スキーヤーの完全復活にはまだまだ程遠い状況です、山荘もしかりでスキーのお客様のご来訪は些少に留まりスキーに関しては3年間のブランクでスキーを卒業してしまった?お客様が中高年層には多いのではと思われます。アウトドアスポーツの分野ではスキーと、通年プレー可能なゴルフ場では今なお混雑が継続中と聞きますゴルフ場とスキー場の明暗がはっきり分かれてしまったようです。
年賀状にも記しましたが、今年の4月で当方もとうとう後期高齢者の仲間入り、数年前から課題となっている山荘の終活問題が現実味を帯びて来ました。山荘通信前号でお知らせしました昨年11月末に開催された日本政策金融公庫主催の事業継承セミナーにも参加し情報発信を行いましたが数件のオファーは有りましたがまだ具体的な交渉には至っておりません。セミナー参加に際しては、公庫から山荘のプロモーション画像作成(製作費は先方負担)の提案が有り、丸一日がかりで6分強のビデオ映像が制作され当日に公開され、12月には山荘HPにもアップしたように、日本公庫からは至れり尽くせりの支援をいただき感謝しております。しかし、公庫とは数年前に借入金は完済し現在は一切借入取引無しの山荘が何故ピックアップされたのか・・・が大いに気になるところ、そして結果を出して双方ウィンウィンとなればベストシナリオですが…?コロナ禍の影響で宿泊業全般は冬の事態から抜け切れておりません、水際対策が緩和されインバウンド対応の宿にはお客様の回帰が起きていますが2019年以前の状況に戻るのはまだ時間を要しそう、早くてもマスクが解禁される5月8日以降でしょう、当方としてはその時まで待つしか選択肢は無いようです。

野尻湖周辺でも、少しずつ日常生活が戻りつつあります、3年延期されていた第23次ナウマン象野尻湖発掘イベントが3月18日~27日に復活開催される予定で、現在一般参加者の募集も行われております、ご興味ある方はナウマン象博物館のホームページをご覧ください。

今後の山荘周辺行事予定

2/6~3月毎日 妙高高原ビジターセンター主催
       深雪スノーシュー散歩/いもり池周辺
2/19 妙高高原ビジターセンター主催
     初心者向けクロスカントリースキー雪上散歩
2/25・26 第69回レルヒ記念スキー大会/黒姫スキー場
2/26 妙高高原ビジターセンター主催
     妙高山麓スノーシュートレッキング
3/12 妙高高原ビジターセンター主催
     妙高山麓スノーシュートレッキング
3/18~27 第23次ナウマン象野尻湖発掘/野尻湖

※妙高ビジターセンター主催のイベントについては何れも
レンタル用品が準備されております。

第41回 奥信濃FCについて

コロナ禍に入り、山荘経営の3本柱の大切な1本となったFC事業今年も3月半ば以降にご案内を差し上げる予定です。今年の課題は、諸物価高騰の折お届け商品の価格設定となりそうです。仕入れ商品について蕎麦・輸入品のカシューナッツなどについては値上げの通知が既に来ております。一昨日にはマスコミ報道でヤマト運輸の宅急便料金の値上げが報道されており、梱包資材等も既に値上がりしてしまいました。これから各々生産者との打ち合わせを実施し当方としましても、事業継続の為最小限の料金改定を行わせていただく所存です、どうか何卒諸事情をご理解いただきご了承いただけますようお願い申し上げます。一昨年来、巣籠需要等々の影響下で売上金額は増となりましたが、お客様数は例年通り100名様強を限度といたします、今年も皆様のご期待に応える事業といたしますのでどうか宜しくお願いいたします。

今年の百名山登山は・・・?

私の百名山登山は50座で停滞丸3年、すっかり登山から遠ざかってしまいました。 昨年10月には2年振りの北海道旅行を行いましたが登山は無し、この5月以降をラストチャンスとします。足腰の鍛錬としての?朝のPeuチャリ散歩を雪解け次第再開の予定、現在の願望は北から、斜里岳/羊蹄山/岩手山/白山/大峰山の五座ですが果たして…???

[編集後記]

◎山荘通信96号をお届けます。1月発行予定でしたが、当方の怠慢?で2月になりましたお詫びします。

◎在皆様のお住まいの天候は如何ですか、昨年12月新潟海沿いの大雪/道路不通には驚きました、その当日友人夫妻と月岡♨(友人と女将が同級生の縁)に忘年会で行く予定でしたが、女将の都合でキャンセルとなり名立♨に変更し命拾い?しました。月岡♨に行っていれば帰途、長岡・柏崎間で国道8号線の大渋滞に巻き込まれ車中泊を強いられたに違いなく、安堵しました、怪我の功名とでもいうべきでしょうか。野尻湖周辺の降雪はその反面些少当地のスキー場は年末ギリギリまで雪不足一部滑走可に悩まされました。1月に入り10年に一度と称される大寒波のお陰で例年並み程度の積雪にはなりましたが昔では考えられない天気です。お陰様で、今年は除雪からは大幅に解放されております。

◎正月に娘が帰省の土産にオケの理事長(獺祭の会長)から8%精米の大吟醸酒(未来へ)720ml市価¥16,500!を得て皆で試飲、我ら凡人には味の判らない銘酒、困ったものです、未だ少量冷蔵庫に在庫有り、試飲ご希望者はお早めにご来訪を。

◎節分前の大寒波襲来でマイナス二桁気温が続いたのが影響かこれまで経験した事の無い出来事が発生、その対処に追われました。宿泊棟の給湯管の凍結&保温電熱帯を巻いた給水管の穴あきによる漏水トラブルの二件です。漏水トラブルは19時過ぎの発生で宿泊棟の止水栓発掘が困難、止むを得ず水道メーターの止水栓を掘り出し水を止めざるを得ず、水道使用不可が16時間。翌日設備業者に来訪願い修復するも、何故あの水道管に凍結の割れでなく小豆大の穴が空く(錆の集中で)のか摩訶不思議???山荘も経年変化による設備の劣化があちこちで起きているのでしょう。最大の原因は1/9以降お客様の来訪が途切れ宿泊棟の暖房を止めた事が一番、良い経験でした。[輝]