2年続きの異常気象下の山荘近況報告

2018年の夏、日本全国は局所的集中豪雨や大地震に見舞われ災害が各地で引き起こされた一方、観測史上の最高気温が日本各地で記録されるなど、これまで経験されない事象が日本各地で惹起されております。野尻湖畔でも梅雨明けが早期に発表され、雨は7月初旬のトライアスロン大会の前日に降ったのを最後に二か月近く降水量ゼロが続き、野尻湖の水位も7月28日開催の花火大会以降急激に下がりました。野尻湖の水利権は何故か当地には非ず、新潟県中頸城郡の用水組合が持っており、東北電力の発電所で落とされた水は頚城平野の水田に供給されており、米どころ妙高地区の大切な用水となっております。今夏、当地は真夏の風物詩夕刻の雷雨夕立も皆無で暑さだけが記憶に残った夏でした、信濃町も役場近くの観測所で史上最高の34.6度を記録しましたが、山荘の位置する野尻湖畔では樹木に囲まれている事と湖水近くの環境で30度程度で収まっており大変に助かりました。当方の所属するゴルフ場も設立が昭和38年と古い為、コース場に潅水設備が無く芝焼けが各所で発生しており、ボールが良く転がっており、その余禄か私のベストスコア87を記録出来たのはラッキーでした。山荘のお客様ですが、猛暑の影響か長期滞在でご来訪のお客様組数は7組と昨年と同じでしたが、滞在期間が長くなり、ご宿泊延べ人数は過去最高となりました、それに伴い8月の水道光熱費代金も過去最高を記録いたしました。この長期滞在のお客様のご利用が冬季のスキーシーズンにも繋がれば良いのですが、現況インバウンド客を歓迎していない山荘としては微妙なところです。この猛暑もダメージ報道ばかりが先行しておりましたが、奥信濃ファミリークラブでお届けの農産品の品質には良い結果も多々ありました。高温で温度の積算が早く、収穫時期も早まり、糖度も高い品質で多くのお客様から感激/御礼の電話・メールを多くいただきありがとうございます。何時もは、品物のお届け後の電話・メールはクレーム等々が多いもので敬遠しがちだった当方としては驚かされた一時でした。このカラカラの夏も9月に入ると、台風が立て続きに襲来、当方がお願いしている果樹農家にはほとんど被害はありませんでしたが、千曲川東岸の果樹農家では倒木等々甚大な被害が引き起こされました。当方も関わっている、11年目となった上越市三和区での鴨農法による無農薬米作りも、8月までは働く者にとっての暑さには悩まされましたが、生育は順調なるも収穫時期の9月に入り度重なる台風の影響で田圃が乾く暇が無く稲刈りに多大の苦労があり、稲刈り完了が10月前半まで伸びてしまった事も初めての体験でした、今年富永農産からの新米コシヒカリ・新之助をお召し上がりのお客様には是非この事情をご承知いただければ幸いです。

当方、古希を過ぎ長野県民健康寿命まで残すを2年余となり、余暇の楽しみを国内に限定して没頭しております。今年は2度の北海道渡航(5月と10月に実施、10月分は8月末に予約済で胆振東部地震復興を支援?/個人旅行で「ふっこう割」は残念ながら使えず)、8月末には富山県八尾町「おわら風の盆」前夜祭に参加、9月には昨年悪天候で叶わなかった早池峰山登山を達成、10月には雌阿寒岳登山と百名山登山47座となりまずまずの余暇を過ごさせてもらいました。

さて、今年も残すは二か月、山は長野以北は雪の季節間近、南の暖かな地域の山か、食欲の秋をもとめて国内放浪?を更に続けられればと願っております。

ポスト合鴨感謝祭の予定

11月末の山荘恒例行事だった「合鴨感謝祭」は昨年10回目の開催で終了したことはご案内の通りです。毎年ご参加いただいていたお客様から形を変えての開催の要望が多々有り種々検討いたしました。ついては、ホームコンサート&ジビエ料理(鴨・猪・鹿・熊等々)のイベントとして再開したいと思っております。例年開催していた11月末の開催は、富永氏の東京での新潟米イベントと重なりNGとなり12月にクリスマスイベントを計画するも演奏者とのスケジュールがNGと今年の開催は不可の状況です。ついては、来年1~2月開催に向けて準備したいと思っております、今少しお時間を頂けますようお願い致します。

今後の山荘(野尻湖)周辺行事予定


・10/27~11 妙高芸術祭四季彩芸術展(妙高山の絵画写
        真展)場所:妙高高原メッセ(山荘から車7~8分)

・11/1    野尻湖ワカサギ釣り解禁
        妙高高原スカイケーブル 11/4(日)まで運行
        アパリゾート上越妙高アパリュージョン 11/15まで開催 

・11/19   一茶忌 第192回俳句大会
        新蕎麦会 於:柏原一茶記念館

・12/中旬  近隣スキー場オープン

 

百名山登山目標を50座に変更?

議員卒業し昨年4月から百名山登山全面再開したつもりでしたが、昨年は恵那山の一座で終わり45座にて停滞。今年は奮起二発で9月に早池峰山、10月に雌阿寒岳と2座登頂しました。早池峰山は案内では楽な登山でしたが岩とガレキばかりの厳しい登山でした、誘った同伴者にはお詫びの言葉多々これも、古希過ぎた当方の体力低下も一因と痛感させられました。雌阿寒岳は単独行で、案内通りの行程でした、たった1499mの低山ですが山頂からの景色は2500m級の景色に多大の感激でした。当方の百名山登山は元々、楽に日帰り登山が可能な山をチョイスして始めたものでした、拘束された?
4年間の議員生活が影響無かったとは言えませんが取り敢えず50座を目標と変更します、残す3座は恥ずかしくて登山とは言えない八幡平・筑波山・大台ケ原の3座で50座達成。
その後は、自分の体力と向き合い可能であれば1座でも登山を続けていけたらベストと思っております。

[編集後記]

◎山荘通信85号お届けいたしました。二年続きの異常気象、異常気象の中身も変化しておりますが、異常気象の影響が何時の間にか当たり前なっている恐ろしさを痛感しております。

◎早池峰山登山にて釜石市を再訪宿泊しました、昨年気に入った復興商店街(飲食店)を訪ねるも、一軒は体調壊し休業中、もう一軒のバーは期限で取り壊しとかで再訪できず残念でした、彼等が元気に活躍していることを願うものです。

◎今年は2度も北海道に新潟からフェリーにて渡航旅をしました、今回で8回目の旅ですが何度でも行きたい地です。今回46年前の札幌オリンピック時宿泊した濁川温泉に再訪、当時車のトラブルで大変に世話になった宿、ご主人は87歳でご活躍中、主人に伝授されたミード酒造りに現在挑戦中。

◎新潟・小樽間の新日本海フェリーお薦めです、コストパフォーマンスは最高の船旅、どうぞ詳細はネットで調べご利用下さい当方には、来年も必ず渡航せねばならぬ程行きたい場所が多いし北海道は広すぎます…。[輝]