祝?山荘開業40年

この3月にて野尻湖生活満39年、4月から山荘営業40年目となりました。30歳にて脱サラした当方も今年古希を迎えてしまいました。ご案内が過ぎたのか、多くの皆様からお祝い等々をいただき感謝申し上げます。ただ、今は後継者不在でこれから山荘の先行きが見えず、素直に40年を喜べないのも事実、この地に完全に根を下ろしてしまった現実は素直に認めこれからもこの地で仕事もそこそこに、安寧に過ごせればと願っております。山荘では、40年の祝賀イベントは割愛させていただきましたが、4月以降ご利用いただいたお客様全員に心ばかりの記念品を差し上げておりご愛用いただければ幸甚です。

この2月以降も当地と言わず日本全国、異常気象に見舞われたようです、6/2の新聞にはこの3月~5月の東日本の平均気温が2度以上も上昇しているとの報道もあり、日本の亜熱帯化が着実に進行している感があります。野尻湖畔を見れば、当地は稀に見る少雪で、雪との戦いは大いに回避され、事前に買い求めた除雪機用燃料の処分に困った事など初めての経験がありました。しかし、スキー場等には豊富な積雪がありスキー場関係者は雪には困らないものの、スキー場来訪者の減少に悩まされる姿は変わりませんでした。

この1月以降これまで、当方国内旅行で伊香保温泉・山形の赤湯温泉・蔵王、伊豆半島、大阪、北海道等々を旅しましたがいずれの地もインバウンド客の多さに驚かされており、各々の観光地もインバウンド対応で、劣化している環境等に驚いております。日本人の旅行者は一体何処へ行ってしまったのか不思議でなりません。現在、インバウンド客は年間2200万人と言われ、2020年の東京オリンピック時には4000万人を政府は目標としています、4000万人ものインバウンド客が訪れる日本、一体どのような姿か想像したくありません。現在、国内観光地は何処も、インバウンド対応に追われており競争状態、あたかも、これから国内観光地はインバウンド無しでは成り立たなくなるかの様相です。当方は、ブームは必ず過ぎ去るもの、何時か必ず10年程度前の落ち着いた国内観光地に戻る事を願っております。残念ながら奥信濃山荘はインバウンド対応に全く対処出来ておりませんので申し添えます。

今後の山荘(野尻湖)周辺行事予定


・6/17     観光協会主催/黒姫山登山
・6/20~11/20 妙高市アパリゾート
         プレミアムイルミネーション2018開始

・7/7~8    野尻湖カップトライアスロン大会
・7/14~15   妙高関山神社火祭り
・7/21~22   妙高・野尻湖 Sea TO Summit 2018
・7/22   池の平・環境省ビジターセンター主催
         「妙高の滝(称明滝・光明滝・惣滝・不動滝)に行く第二弾」
・7/28      第95回野尻湖灯ろう流し花火大会
・8 /5    野尻湖一周遠泳大会
・10/中旬     観光協会主催/黒姫山登山
・10/27~28    越後謙信酒祭り 於:上越市高田本町商店街
・11/1      野尻湖ワカサギ釣り解禁
・11/19      第192回小林一茶忌/俳句大会

奥信濃ファミリークラブ報告

今年もお陰さまで100名弱の客様からお申込をいただき感謝いたしております。不思議と毎年1割程度の出入りが有りますが当方一人で対応可能な100名様前後のお申込に感謝いたしております。(この文章、前年・一昨年と同一です)
お申込ベストファイブは下記の通りです。(5/31集計現在)

第一位 アカシヤ蜂蜜   30名様 49件(複数注文)
第二位 生ブルーベリー  25名様 31件(複数注文)
第三位 グリーンアスパラ 28名様 28件 
第四位 年越し生蕎麦   24名様 24件
第五位 完熟とまと    19名様 19件

 
(注)有機鴨米については年間定期宅配のお客様と9月の新米お届けのお客様が多数で取扱件数では断トツの一位です。

 
以上のように例年とほとんど変わりませんが、例年これからのお申込も多々あるもので最終的には更に増加の見込み。
これまで10年続いた有機合鴨米コシヒカリですが、お知らせいたしました通り、今季は合鴨の雛入手が困難となり、真鴨を使った栽培になりましたが、これから雛の成長に伴い真鴨が飛び立つのを防ぐ為、血みどろの?羽根切作業が控えており憂鬱です。

百名山計画のその後

現在45座で滞留している当方の百名山登山、去る5月下旬に5泊6日で新緑の北海道を旅して、7月に斜里岳/雌阿寒岳2座登山への願望が強くなりました、その他昨年断念させられた、早池峰山/八幡平(登山とは言えない?)の4座は是非クリアーしたいと思っておりますが、完遂出来ても49座、50座の道程はまだまだ先の事です。

[編集後記]

◎山荘通信84号お届けいたします。

◎前述の1月以降の当方の国内旅行、順風満帆とは言えない部分が多々あり若干の補足を。1月の伊香保温泉は大学後輩の経営する温泉旅館で◎。2月の伊豆河津桜見物は時期が早過ぎ×。3月の蔵王樹氷原スキーは春の嵐に遭遇ゴンドラ運休で×、しかし宿泊の赤湯温泉の大学後輩の経営する大幅にリノベーションされた宿は◎。大阪は娘の初リサイタルで、親戚を含む多くの来聴者に感謝で◎。5月の五泊六日、7年ぶりの北海道は、札幌と小樽市内のインバウンド客の多さを除いて完璧に◎、通算成績4勝2敗と勝率約6割でした。北海道の増毛町の「オーベルジュ増毛」は事前の情報と若干の乖離はありましたが、そのスポンサーとなった日本最北端の酒蔵國稀酒造㈱は何時でも見学試飲OKの酒蔵、日本酒好きな方はお近く訪問の際は是非お立ち寄りを薦めます。

◎当方に居ついている「車道楽」の悪虫、最近は何故かおとなしく55台で滞留中、その事由の大きなものは金銭問題ですが今のPg君が今回の北海道ドライブで約15Km/ℓ、かつ快適に走るもので現在浮気は不可。今年は真剣に対応しているNISA取引で利益が得られれば悪中が蠢く事は確実です…。

◎古希を迎え、国保は高齢受給者証が交付され、ゴルフ場は利用税免除で負担軽減は歓迎するも、ゴルフ場でシルバーティー利用が可となりました、まだ試したことはありませんが、レディスティに限りなく近いティーグランドを使うには恥や外聞の除去がマスト、まだ素直に利用できないこの気持ち、同世代の皆様の意見をお聞きしたいものです。[輝]