2012年シーズン スキー場の再生に期待・・・?

2011年も残すところ一ヶ月、例年であれば山荘周辺も根雪になっている時期なのですが、今年は薄化粧程度の降雪がまだ二度と暖冬異変です。
地元の言い伝え「妙高山に三度雪が来れば里も雪になる」は斑尾山と変更です、妙高山にはもう十回程雪が来ていますが(ライブカメラのある高谷池ヒュッテからの火打山の景色は真冬の情景)里の雪は皆無、黒姫スノーパークは17日にオープンを予定しておりますが、杉の原は23日となりました。上越市中郷区に位置する二つのゴルフ場は昨年同様まだ営業中、しかも天気の良い日には40組を超える大混雑で思わぬプラスの経済効果。
今年は3/11の東日本大震災停電の影響で営業を繰上げて休止したスキー場が続出、シーズン券購入者には不満が増大、更なるスキー離れを助長する心配をさせられました。
しかし、スキー場も昨シーズンの前売りリフト券については来年まで有効等の措置を発表しまずは一段落です。
㈱リクルートは新企画として、今年19歳の若者にシーズン無料リフト券(利用可能スキー場は限定)をプレゼントし若者をスキー場に戻すイベントを発表しましたが、お金・免許・車を持たない最近の若者がどれだけ応募するか興味のあるところです。
私が思うに、スキー場に人を戻すには定年退職の齢を迎えた我々団塊世代の人達しか有り得ないと考えます。
今夏、団塊世代の人達の長期滞在が山荘を含め多くの観光地で目立ちました、その貴重な新芽を寒さにも耐えさせスキーシーズンにも発芽させて欲しいものと思っております。
団塊世代の人は大多数がスキー経験者、スキーは自転車と同様、経験者は一生その技術を忘れないといわれており団塊世代のスキー復活がスキー再生の鍵であると確信しております。余談になりますが、当地周辺で来場者が激減しているスキー場の売買が多方面で行われております、当然安い価格での売買と思われますが購入者の意図が不明です、まさか〇〇資本によるものでは無いと思いますがスキー復活の兆しであれば歓迎なのですが・・・。
山荘では今季、「スノー+ワン」サービスを掲げご来訪いただいたお客様にご満足いただけるよう心がけます。スノーは雪に親しんでいただき、そのアフターワンには冬の日本海鮮魚・新潟銘酒・温泉・食道楽等々お好みでチョイス出来るように準備いたします。団塊世代皆様のご来訪を是非お待ちいたしております。

今後の山荘(野尻湖)周辺行事予定

12/17 黒姫スノーパークオープン(2012/4/1まで) タングラム斑尾スキー場オープン 池の平スキー場オープン(2012/4/8まで)
12/23 赤倉温泉・新赤倉リゾートスキー場オープン 妙高杉の原スキー場(子供リフト券無料)オープン (2012/3/23まで)

小船(バルケッタ)の避寒地求む!

私の還暦祝いとして自ら購入したオープンカーのバルケッタも4回目の冬を迎え間もなく冬眠の時期となります。
昨年もお願いいたしました様に、今年もこの車を預かっていただける方を探しております、期間はこれから来年4月初旬頃まで、条件は道路に塩カリを散布する環境の無い地域にお住まいの方で、屋根付きの車庫(幌車で雨漏りする為)を確保出来る方に限ります。
温暖な地域にお住まいの方、冬のオープンエアーモータリングをお楽しみいただければ幸いです。
費用は無料、ご連絡をお待ちいたしております。(左H・MT仕様)

合鴨感謝祭報告

前号の山荘通信でお知らせいたしました今年の山荘会員総会は、申込期日迄に申込者が無く中止とさせていただきました。
ついては、山荘恒例の合鴨極楽大往生感謝祭だけの開催となりました。昨年同様、参加者には12時にご集合いただき、まず新蕎麦会を開催。地元蕎麦職人のN氏に出張いただき、参加者の目の前での蕎麦打ちから始まりました。
丸く打ち上げた蕎麦の玉を真四角に伸ばす妙技に皆感心、そして蕎麦切り後直ちに茹で上げ新蕎麦に舌鼓のひととき(蕎麦に付き物の日本酒は上越市「吟田川」)、参加者全員大満足でした。その後、参加者には山荘庭に散乱する落葉焚き(焼き芋)を経験いただき、燻製の香りが付いた焼き芋を堪能、その後赤倉の温泉で身体を癒していただき合鴨祭の準備。
今年も調理は新潟市より出張いただいた丸山シェフに依頼、例年どおりの美味な合鴨料理のフルコース、参加者皆様に大満足いただき主催者としても安堵しました。今回の特別企画として、鴨に因み新潟銘酒の中で、鳥の名前の付いた日本酒を揃える事としました。調べると、10銘柄が見付かり新潟市の本間酒店にも協力を願い、佐渡の「真野鶴」・村上市の「〆張鶴」・新潟市の「鶴の友」・長岡市の「越の白雁」,「越の鶴」・南魚沼市の「鶴齢」・上越市の「越の白鳥」,「能鷹」・糸魚川市の「雪鶴」の9種が揃い開封。
本間酒店さんのご努力にも係らず長岡市の「舞鶴」だけが入手不可で、来年の楽しみとさせていただきました。合鴨君も参加者の胃袋の中で新潟鳥銘酒と交わり無事天国へ昇天されたものと確信しております。
当り前に残ると思われた銘酒と料理もほとんど完売、当方の目論見は見事に外れました、最後のウィスキー終了の時間は25時半、皆様本当に良く召上りました、当然ビール・スパークリングワイン・赤ワインそしてN氏差入れの韃靼蕎麦焼酎も有。ご宿泊いただいた参加者は朝食後、来年の再会を約して解散、全員無事ご帰宅出来何よりでした。ご参加いただいた皆様に改めて感謝です。

[編集後記]

☆山荘通信63号をお届けいたします、今年も何とか年間4回発行の公約達成いたしました。

☆ここ5~6年山荘への足が遠のいていた会員のお客様が11月にご来訪、お話をお聞きするとお勤めを定年退職後、考古学を学びたく奈良大学に社会人入学されこの3月に無事卒業されたとか。4年間週4日程度の授業はJR特急での遠距離通学&ビジネスホテル住まいだったとか、授業料+通学経費は莫大だったようです。その向学心には驚くとともにこれが勉強すると言う事なのですね、今の遊び惚ける現役大学生には彼の爪の垢でも飲ませたい人です。今は自宅近くの遺跡で考古学のガイドボランティアで多忙とか、今後は山荘が近くなったとお聞きし当方も安堵でした。

☆11月初旬に紅葉撮影でご来訪いただいたお客様がご自分で撮影された作品をプロモーションビデオ風に編集され当方へご送付いただきました。PCを使うとこのような事まで出来るとは驚きでした。山荘HPのニュース欄の「晩秋の彩り 野尻湖~妙高」からご覧になれます、一度お訪ね下さい。

☆山荘の送迎車(通称護送車)として使用しているキャラバンの寿命が来ているようです、冬タイヤに交換時車体の下回りを覗いて愕然としました、来年5月の車検まで何とか騙し騙し乗れればと思うのですが・・・。来年はあと2台の車も相次いで車検を迎え、車両関係の出費が嵩みます、せめて重量税は無くしてもらいたいものですが、民主党は今全く信用出来ません。

☆今年は山歩きからすっかり遠のいてしまいました、苗場山登山中止した帰途の斑尾山と信越トレイルの天水山だけ、今冬はせいぜいスキーで体力維持に励む事といたします[輝]